１話の脚本を公開します。
アルニコ（1）
ニコの家にアルがやってくる
アル「ニコー 邪魔するぞー」
ニコ「また無断でウチに入ってきやがって
お前はノックもできないのかよ」
アル「まぁまぁ俺らの仲じゃないか」
ニコ「今日は何しに来たんだよ」
アル「お前の家の前通りがかったから飲みにさそったんだよ」
ニコ「おれは外に出るのが嫌いだって言ってるだろ」
「それに今日はやりたいことがあったからまた今度にしてくれ」
アル「つれねーなー 何だよそのやりたいことって」
ニコ「読書」
アル「また小難しい本読んでんのかよ
かぁー暇だねー」
ニコ「お前が言うな。いつも酒の匂いさせてるやつがいうセリフかよ」
アル「まぁそうなんだけどな」
「何の本読んでるんだ？」
ニコ「アル中の直し方」
アル「俺に実践する気か！？」
「酒がないと死んでしまうからやめてくれー！」
ニコ「冗談だよ」
アル「お前の冗談は分かりにくいんだよ…」
ニコ「まぁ正直どこでも本は読めるし居酒屋付き合ってやってもいいぞ」
アル「本当か！？」
ニコ「どこにいってもお前は他の客や店員に話しかけるから俺がいてもいなくても変わらないだろ」
アル「まぁそうなんだがな」
ニコ「今日はどこの店に行くんだ？」
アル「いつものところ」
ニコ「安いし居心地いいしそうなるわな」
アル「じゃあ今から行くぞ」
ニコ「あぁ」
アル「そういや結局何の本を読んでたんだ？」
ニコ「堕落論」
アル「あーおれたちにぴったりだな」
ニコ「だろ？」
アル「今日も正しく堕ちていきますか」
ニコ「そうだな」
こうしてふたりは今日も夜の町へと繰り出していく
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脚本＆編集のヤナギです。
今回は１話の脚本を投稿してみようと思いました。
いつもこの脚本からふたりでネームを描き始めるのですが、この１話の時はまだネームをすべてカナヤに任せていました。
なので２話よりはまだコマワリや表現がカナヤの色強めだと思います。
前回の記事でもありましたように、編集ばかりやっていてつまらなくなってしまったのでネームをやらせてもらい二人のいいところが出てき始めたと思うのでそのようなところにも注目してアルニコを楽しんでもらいたいです。
今後も脚本は公開していきたいと思いますのでヤナギの記事は低頻度とは思いますが楽しみにしていてください。
